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Channel: 続、職人のひとりごと
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インターナショナルブランドのサイズ直しについて、、、、

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カルティエさん、ブシュロンさんを初め各ブランドさんのサイズ直し不可と言われているお品物のサイズ直しを弊社はさせていただいております。
ブランドさんのロゴマーク、刻印は一切消さないで、いじらず、サイズ直しを行えます。

しかも、うちはわざわざ、サイズ直しの際、指輪を切った時に、でる地金(750、950、900)の粉を分析にかけて、全く同じ地金を作ってからレーザー溶接で、その地金を溶かして溶接をしていきます。
なぜ、そこまでするか⁉️は、、、内容的に色々詳しくは書けないので、直接ご説明しますが、、、、、😅💦
ただ、従来の工場、工房さんと全く違うアプローチでレーザー溶接をしますので、強度も従来の溶接のロー付けよりも丈夫に、どこを切って、どこを繋げたか、わからないように、、、。
従来のロー付と呼ばれる溶接の場合、金にしても、プラチナにしても、本体よりも溶けやすい溶材にする為に、混ぜ物をして溶解温度を下げないと本体が溶けてしまうから、なんですが、切った箇所に黒く線が入ってしまったり、使っているうちに溶接の患部だけ色が変わってしまったりと、弊害はあると思っています。
で、、、、レーザー溶接で、従来のロー付よりも高強度で、全く変わらないようにするために開発をしました。
ただ、弊社が国際特許を取ったらそれが全て‼️と言っているわけではなく、従来のロー付にも良いところは沢山あります。
まず価格が安価で、時間がかからなく、直ぐすみます、、、、、地金を分析して、作って、時間をかけて少しずつ、少しずつ溶かしていきますから、弊社のレーザー溶接だと工賃も材料費も少し高くなります。

お客様にとって、これしかない‼️と大切な方からの贈り物だったり、形見ものや、結婚指輪など、品物の価値とは別に想いのあるものには形も変わらないですし、完全に修復ですし、刻印も全て残りますから、そう言ったものにはかなり有功かと思います。

あとは今売られていない、一個しかないアンティークなどにも非常に効果的です。
現にかなりのアンティークをお直しさせていただきました、、、、、。
サイズですが、、、だいたいブシュロンさんのキャトルリングや、フルエタニティのリングでも最大12番くらい大きくしたことがありますし、縮めも7番くらいまではやってきましたのでほぼいけるかと、、、、、、

国際特許まで取得しましたので弊社独自の技術ですし、、、、、
これから新しい物をつくるのにも一切他の混ぜ物がからまないので、オーダー品、結婚指輪や婚約指輪の製作にもかなり有効かと思います。


もし不明な点、不安な点がありましたら遠慮なくお問い合わせください。

宜しくお願いします。

株式会社ビアーチェ

TEL03-6228-7645
E-mail info@virtue-eu.com
URL www.virtue-eu.com


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